脳梗塞後遺症
- 脳梗塞の後遺症で手足が自由に動かない
- 麻痺側の手足がしびれる
- 麻痺側の関節が硬くなってしまう
- 医療機関でのリハビリが終了した
- 麻痺側をかばって動くために健側にも痛みが出てきた
脳梗塞後遺症はどのような状態?
脳梗塞とは、脳の血管が詰まることで血流が途絶えてしまい、
脳の神経細胞がダメージを受ける状態のことを指します。
一度、ダメージを受けた脳細胞は完全に再生することが困難となり、
結果として運動や言語などにも後遺症を残すことがあります。
後遺症として片麻痺を発症することもあり、
脳の損傷に伴って身体の片側が動かなくなる症状になります。
特に脳の中でも「運動野」と呼ばれる、
特に身体を動かす部分をコントロールしている領域がダメージを受けることで、
脳梗塞の片麻痺の症状は発症します。
左脳の運動野が損傷されると右半身の片麻痺となり、
右脳の運動野が損傷されると左半身の片麻痺が起こります。
片麻痺の特徴として「マンウェルニッケ肢位」と呼ばれるものがあります。
麻痺側の上肢の筋肉は縮まるように屈曲し、
下肢の筋肉はピンと伸ばした状態になります。
そのまま麻痺側の股関節を中心に、
半円を描くように足を伸ばしながら歩行するもの特徴となります。
このような状態で歩行するため身体の各部位へさらに負担が掛かり、
全身に症状が現れる状態となります。
また、神経を損傷しているために、
シビレや神経痛のような症状も強く出現することもあり、
身体の負担が大きくなります。
麻痺の分類としては、筋肉の緊張タイプによって、
弛緩性麻痺と痙性麻痺に分けることができます。
●弛緩性麻痺は麻痺した筋肉を動かすことがほとんど出来ずに力が入らない状態で、
筋緊張の低下や筋委縮、腱反射の低下や消失を特徴としております。
●痙性麻痺は筋肉が硬くなり伸ばそうとしても抵抗感が強く伸びない状態で、
筋緊張の亢進、腱反射の亢進、痙縮を伴うことを特徴としております。
脳梗塞後遺症に対する基本的なリハビリは?
脳梗塞後遺症の基本的なリハビリは、
関節が固まる「拘縮」を予防することと、
弱くなった筋肉を強くするために、
筋力トレーニングを行うことが基本的なリハビリになります。
片側の関節や筋肉の動きが悪くなることで歩行のバランスも悪くなるため、
平行棒などで歩行訓練を行います。
麻痺側の動きが悪くなることで体幹のバランスが崩れるため、
健側のトレーニングを行うことや筋力トレーニングが必要な場合もあります。
拘縮している部位に関してはマッサージをして関節付近の筋肉を緩ませたり、
ストレッチをして硬くなって筋肉を緩ますようにリハビリを行います。
麻痺側は動きが悪くなっているために血流の流れも悪くなっており、
冷える感覚や痺れる感覚も強くなってしまいます。
患部を温めるために温熱機器を用いたり、
血流を促進するような体操やトレーニングなどのリハビリを行うことが
一般的な脳梗塞後遺症のリハビリになります。
宮津市 よこまち鍼灸整骨院が行う脳梗塞後遺症に対する施術は?
丹後地方の宮津市 よこまち鍼灸整骨院では、
脳梗塞後遺症の方に対して主に「神経」に対してアプローチを行います。
中枢神経である脳にダメージが加わっていることで、
身体を動かす信号が正常に伝えられない状態になっているため、
中枢部から送られる神経を調整し、
身体が本来持っている筋肉を動かす信号が正常に働くように調整を行います。
末梢神経からも神経の伝達異常を調整し、
末梢部から中枢部へと伝える神経が正常に働くように調整します。
脳梗塞後遺症によって麻痺している筋肉をマッサージするような施術は一切行わず、
「神経整体」という非常にソフトな技術で全身を調整します。
自宅で行うストレッチや体操なども指導させていただきます。
脳梗塞後遺症のリハビリで大切なことは、
自身の身体に合った最適の方法でケアすることです。
筋肉が硬いからといって無理に自身でマッサージしたり、
無理にストレッチを行っても効果は期待できません。
脳梗塞後遺症のリハビリを長年行ってきた専門家の知識と経験が必要になります。
丹後地方の宮津市 よこまち鍼灸整骨院の院長 横町は、
宮津市内でリハビリ特化型デイサービス リハともを運営し、
脳梗塞後遺症でお困りの多くの方のリハビリに携わってきました。
京丹後市や宮津市、与謝野町で脳梗塞後遺症でお悩みの方は
お気軽にご相談ください。