京丹後市 宮津市で骨盤矯正・鍼灸・深層筋調整なら、よこまち鍼灸整骨院

宮津市で『胸郭出口症候群』でお困りの方へ

2025年01月29日

いつも宮津市 よこまち鍼灸整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。

宮津駅から徒歩5分にある宮津シーサイドマート ミップル5階のよこまち鍼灸整骨院です。

 

本日は【胸郭出口症候群】ついてお話しさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

Q.胸郭出口症候群とは?

A.『胸郭出口』とは、首と胸との間に存在する”通路”のことで、この通路には頚部から出てきた神経(腕神経叢)と動脈(鎖骨下動脈)が腕に向かって通過しています。

胸郭出口症候群は、この通路(胸郭出口)の間で走行している神経と動脈を圧迫することにより、手の痺れやだるさを主な症状とする疾患です。

通路(胸郭出口)の間で圧迫されやすい箇所が主に3カ所存在し、
1.斜角筋部 
2.鎖骨下部 
3.小胸筋部 です。

→◆斜角筋部
斜角筋は、前・中・後の三つの斜角筋が頚部にありますが、神経と動脈が通過するのは”前斜角筋と中斜角筋の間”になります。この二つの筋肉の緊張が強まると、胸郭出口症候群の『斜角筋症候群』を発症します。

→◆鎖骨下部
斜角筋部から通過した神経と動脈は次に、”鎖骨と第一肋骨の間(鎖骨下部)”を通過します。女性に多い『なで肩』になると、鎖骨の傾きが変化し、鎖骨下部のスペースが挟小し、神経を圧迫します。これにより胸郭出口症候群の『肋鎖症候群』を発症します。

→◆小胸筋部
鎖骨下部を通過した神経や動脈は、次に小胸筋という胸上部にある筋肉の下を通過します。この際、小胸筋をはじめとする筋肉の緊張が強い場合、この下を通る神経や動脈を圧迫し、胸郭出口症候群の『小胸筋症候群』または別名『過外転症候群』を発症します。

 

Q.胸郭出口症候群の原因は?

A.睡眠時間が短くなるなどの『生活習慣の乱れ』や『身体的ストレス・精神的ストレス』などによって身体の緊張が高まると、不良姿勢などに陥りやすく、発症するリスクが高まると言われています。

 

~当院のアプローチ~

胸郭出口症候群は障害されている部位だけでなく、
全身の身体異常から生まれ、
全身をアプローチしないと根本的な症状改善にはなりません。

単に肩への注射や、マッサージなどで筋肉だけにアプローチをしてもなかなか改善せず、
痛みが一度改善したとしても、再発してしまう理由はここにあります。

そこで、圧迫によって痛みが生じている神経や動脈へのアプローチはもちろん、
骨盤・背骨・肩甲骨などのバランスを整え、肩以外の部分を使えるようにしていくことで、
肩の神経や動脈かかる過剰な負担を減らしていきます。

また『人の身体は100%食べた物でできている』ため、
神経の血流改善に必要な栄養素を補い、また食事によって症状を悪化させていた場合、
内容を改善していく内側からのアプローチも行っております。