肩関節周囲炎の原因
2023年06月27日
いつも宮津市 よこまち鍼灸整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。
宮津駅から徒歩5分にある宮津シーサイドマート ミップル5階のよこまち鍼灸整骨院の院長、横町 和宏です。
本日は【肩関節周囲炎】ついてお話しさせて頂きます。
Q.肩関節周囲炎とは?
A.肩の”運動時痛“や”運動制限(拘縮)“を伴い、明らかな原因がない疾患の総称をいいます。
これは肩関節周囲の筋肉・腱・靭帯・軟骨・関節包・滑液包に異常や炎症が生じることによるものです。
別名を『四十肩』・『五十肩』で良く知られています。名前の通り、中年以降に多く、特に50歳代に最も多く発症します。これは、年齢とともに組織に変性が生じやすいためです。
主な症状として、『腰の後ろに手が回す(結滞動作)ができない』『安静時痛』『夜間痛』などです。
Q.肩関節周囲炎にはどんな種類があるの?
A.様々な病態があり、これらを2つ以上、併発していることもあります。
→◆肩峰下滑液包炎
→◆関節包炎
→◆腱板炎
→◆石灰沈着性腱板炎
→◆上腕二頭筋長頭腱炎
→◆烏口突起炎
→◆凍結肩
→◆腱板疎部炎
~当院のアプローチ~
肩関節周囲炎は全身の身体異常から生まれ、全身をアプローチしないと根本的な症状改善にはなりません。注射や手術、また肩の関節や筋肉だけにアプローチをしてもなかなか改善せず、痛みが一度改善したとしても、再発してしまう理由はここにあります。
そこで、痛みが生じている筋肉や組織へのアプローチはもちろん、【骨盤・胸郭・肩甲骨・神経】のバランスを整え、肩以外の部分を使えるようにしていくことで、肩にかかる過剰な負担を減らしていきます。
また、『人の身体は100%食べた物でできている』ため、改善に必要な栄養素を補い、また食事によって肩痛を悪化させていた場合、栄養を改善していく内側からのアプローチも行っております。