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股関節の痛みの種類

2024年03月17日

いつも宮津市 よこまち鍼灸整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。

宮津駅から徒歩5分にある宮津シーサイドマート ミップル5階
よこまち鍼灸整骨院の院長、横町 和宏です。

本日は【股関節痛】ついてお話しさせて頂きます。

 

Q.股関節痛の状態とは?

A.股関節痛が生じる疾患として、主に代表的である『変形性股関節症』『大腿骨頭壊死』『リウマチ性股関節症』『大腿骨頭頚部骨折』『鼠径部痛症候群』などが挙げられます。

その中でも最も多いのが変形性股関節症です。
しかし、股関節痛は痛む部位(付け根・太もも・骨盤・お尻・左右両方もしくは片方)
痛むタイミング(歩行時・階段・サッカーなどの運動時・産後) など
様々な病態が存在します。

 

◆変形性股関節症
股関節に存在する関節軟骨が変形し、股関節が変形する病気です。

関節軟骨が擦り減る病気の代表格として、
『変形性膝関節症』がありますが、それが股関節で同じようなことが起きている状態です。

 

◆大腿骨頭壊死
大腿骨頭が、血流が悪くなることで壊死する病気です。

骨壊死することが痛みに直結するわけではないので、
発生と発症とに時間的に差があることに注意が必要です。

したがって、骨壊死があっても範囲が小さいことで障害にわたり
痛みをきたさないことがあります。
危険因子として、膠原病やステロイド投与、アルコール、喫煙などがあげられます。

 

◆リウマチ性股関節症
関節リウマチによって、
正常組織に対して免疫細胞が異常に攻撃してしまうことで、
股関節内の滑膜に炎症が起こり、変形や痛みを生じます。

 

◆大腿骨頭頚部骨折
高齢によって骨粗鬆症になると、
転倒などによって比較的軽い外力で受傷する骨折を脆弱性骨折と呼びます。
これが、転倒などによって『大腿骨頚部骨折』や『大腿骨転子部骨折』を
受傷することによって、歩行能力を損なわれてしまうことがあります。

特に大腿骨頚部は、股関節の関節包外に存在する大腿骨転子部と異なり、
関節包内に存在するため、予後が悪くなります。

 

◆鼠径部痛症候群
サッカーなどの足を振り上げる動作が多いスポーツ選手に多く発症します。