腰痛の原因
2023年03月9日
いつも宮津市 よこまち鍼灸整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。
宮津駅から徒歩5分にある宮津シーサイドマート ミップル5階のよこまち鍼灸整骨院の院長、横町 和宏です。
本日は【腰痛】ついてお話しさせて頂きます。
Q.腰痛の原因は?
A.腰痛は主に【特異的腰痛】と【非特異的腰痛】の2つに分けられます。
【特異的腰痛】とはX線やMRIによって、骨や椎間板の構造に異常があると判明した腰痛を指します。
例)椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎圧迫骨折、変形性腰椎症、腰椎変性すべり症
【非特異的腰痛】とは、画像診断では骨や腰の構造に異常がなく、神経の症状も出ていない腰痛です。「非特異的」とは、特に異常がないと言う意味です。ギックリ腰もこの一種です!
実は、腰痛の全患者さんのうち、およそ85%がこの非特異的腰痛です!!
頭や上半身の重みを支えている背骨は、首の部分である頚椎は前に、胸椎は後ろに、腰椎は前に彎曲してS字状のカーブを描いて上手く重みを分散させています。しかし、このS字状の背骨が崩れてしまうと、骨で支える力が弱くなり腰の筋肉に過度の負荷がかかってしまうことで酸欠状態になり、痛みが出現してきます。
しかしこれは、腰の筋肉に限らず、肩こりや膝痛が出現してしまう理由と同じ原理なので、腰に慢性的に痛みがある方は、それと同時に肩こりや、その他の【不定愁訴】と呼ばれる頭痛、倦怠感・便秘・不眠などの”割と何となく”不調の自覚症状があるものの、検査をしても原因となる病気がわからない状態も起こったりします。
Q.骨や椎間板に異常のある【特異的腰痛】は手術しないと治らないの?
A.そんなことはありません。
なぜなら、60代以上の方を対象にMRIなどの画像診断の検査を受けると、約9割以上の方が、骨や椎間板に異常が存在すると言われています。しかし、その9割全ての人に腰痛や神経痛などが出現しているわけではありません。
つまり、画像診断で異常を確認できる状態が、必ず腰痛に繋がる訳では無いと言えます。これは非特異的腰痛のように、逆もしかりです。それよりも重要なのは、その骨や椎間板での異常が【腰痛】の症状として発現してしまう身体状態や生活習慣であることが問題です。
Q.腰痛が出る人と出ない人の違いはなんなの?
A.先述のように、約9割の人全員が【腰痛】に悩まされているわけではありません。
その違いとは、1.骨格のバランス 2.筋力や柔軟性 3.食事 にあります。
この3つが最善の状態であれば、たとえX線やMRIで異常があったとしても問題ないことがほとんどです。
~当院のアプローチ~
腰痛は全身の身体異常から生まれ、全身をアプローチしないと根本的な症状改善にはなりません。単に腰の筋肉や関節へのアプローチをしてもなかなか改善しなかったり、痛みが一度改善したとしても、再発してしまう理由はここにあります。
そこで、痛みが生じている筋肉や組織へのアプローチはもちろん、骨盤や背骨のバランスを整えたり、腰以外の部分を使えるようにしていくことで、腰にかかる過剰な負担を減らしていきます。
また、『人の身体は100%食べた物でできている』ため、改善に必要な栄養素を補ったり、また食事によって腰痛を悪化させていた場合、栄養を改善していく内側からのアプローチも行っております。
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宮津市にある『よこまち鍼灸整骨院』
TEL:0772-22-0063
住所:京都府宮津市浜町3012 宮津シーサイドマートミップル5階
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