宮津市で『手の痺れ』でお困りの方へ
2025年01月24日

宮津駅から徒歩5分にある宮津シーサイドマート ミップル5階のよこまち鍼灸整骨院です。
丹後地方よりいつも多くの方にご来院いただきありがとうございます。
本日は【手の痺れ】ついてお話しさせて頂きます。
当院へもさまざまな要因により
手の痺れでお困りの方がご来院されます。
単に手の痺れといっても人により感じ方はさまざまで、
夜も眠ることができないような激痛が生じる場合もあれば、
指先の違和感が生じる程度で済むこともあります。
Q.手の痺れの原因は?
A.手の痺れには様々な原因が考えられ、
『脳』『脊髄』『末梢神経』『内科疾患』などが考えられます。
・痺れ方
・痺れた部位
・持続時間
・痺れる体勢
・手以外の痺れ の状態によって、ある程度シビレの原因は判断できます。
【脳】
→◆脳血管障害
脳梗塞や脳出血が生じると、障害されている脳とは反対側の手足に痺れが起こります。 また、脳梗塞の前触れである一過性脳虚血発作が起こると、痺れが短時間で消滅するので、気をつける必要があります。
→◆脳腫瘍
脳に腫瘍ができることで神経が圧迫され、
長い時間をかけて少しずつ痺れが生じてきます。
【脊髄】
→◆変形性頚椎症
年齢によって頚椎が変形し、骨棘(骨のトゲ)が形成されることで神経根を圧迫することで、痛み・痺れ・脱力感が生じます。
痛みが強く生じる場合があります。
→◆頚椎椎間板ヘルニア
頚椎の椎間板(クッションの役割)の髄核(中身)が飛び出し、脊髄や神経根を圧迫することで、痛み・脱力感・上肢の痺れなどが発生します。
ヘルニアと医療機関で認定された場合でも、
多くの場合は経過観察を経て、保存的にケアする場合がほとんどになりますが、
重篤な場合もありますので見極めが非常に大切になります。
→◆頚椎後縦靭帯骨化症
脊髄の近くを走行している後縦靭帯が、頚椎の部分で骨にようになり、
骨化してしまった場合に起こります。
脊髄を圧迫することで、痺れや運動麻痺につながることがあります。
【末梢神経】
→◆胸郭出口症候群
頚椎の脊髄から出ている末梢神経(神経根)が、
鎖骨下動脈と一緒に走行しているため、
これらが斜角筋部・鎖骨下部・小胸筋部などで狭窄されることで
手や腕の痺れ・だるさ・痛みが生じます。
→◆手根管症候群
正中神経が手根管という靭帯で形成された手関節にあるトンネル内で圧迫されるため、
『母指~薬指の痺れ感・感覚低下(触った感じが鈍い )』と
『親指の運動障害』が起こる疾患です。
→◆肘部管症候群
尺骨神経が肘部管という肘内側にある靭帯で形成されたトンネル内で圧迫されるため、
『小指~薬指の痺れ感・感覚低下(触った感じが鈍い )』と
『手指の細かい運動の障害』が起こる疾患です。
→◆橈骨神経麻痺 etc
橈骨神経が何らかの要因により圧迫や損傷を受けて麻痺症状を呈する状態を指します。
手首が背屈せずに下に垂れ下がった状態となり「下垂手」と呼ばれる状態となります。
【内科疾患】
以下のような内的な要因からも痺れの要因となることがあります。
→◆糖尿病
→◆尿毒症
→◆ギランバレー症候群 etc
~当院のアプローチ~
痺れの症状はさまざまな原因で起こりえる症状であるため、
まずは痺れの原因をつき止め、
運動器が原因であるのか内科的疾患が原因かを見極めていきます。
そして施術適応の範囲内であった場合、
身体全体のバランスを整え、
神経や筋膜などに負担をかけている部分に根本的にアプローチします。
また当院では神経に直接アプローチする『神経整体』も行っておりますので、
神経自体の働きを改善していきます。
また『人の身体は100%食べた物でできている』ため、
神経の働きに必要な栄養素を補い、また食事によって症状を悪化させていた場合、
栄養を改善していく内側からのアプローチも行っております。