膝痛の原因
2023年03月24日
いつも宮津市 よこまち鍼灸整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。
宮津駅から徒歩5分にある宮津シーサイドマート ミップル5階のよこまち鍼灸整骨院の院長、横町 和宏です。
本日は【膝痛】ついてお話しさせて頂きます。
Q.膝痛の原因は?
A.膝痛には様々な原因が考えられ、変性疾患・リウマチ性疾患・代謝性疾患・腫瘍性疾患・外傷性疾患などですが、主に一般的である『変形性膝関節症』『関節リウマチ』『半月板損傷』の3つがあります。
→◆変形性膝関節症
関節軟骨の質が低下し、擦り減ることによって、周囲の滑膜が炎症を起こし、痛みが生じます。40歳以上の膝痛で悩まれる方は800万人いると言われていますが、そのほとんどがこの変形性膝関節症によるものです。
初期症状として1.こわばり 2.初動作時痛(動き始めの痛み) 3.鈍痛 4.動き出すと痛みが治まる。などの特徴があります。更に進行してくると、5.階段や正座が痛む 6.腫れて熱がこもり、変形が進むにつれてO脚が強くなっていきます。
→◆リウマチ性膝関節症
リウマチとは、自己免疫疾患のことで、本来自分の身体を守る役割の免疫細胞が暴走して、正常な細胞を壊してしまう疾患です。このリウマチ性膝関節症ではその異常な免疫細胞が膝の関節軟骨を壊してしまい、炎症が起きることで痛みや変形が生じます。
主に関節で生じるリウマチ症状として、1.朝のこわばり 2.関節炎 3.関節水腫 4.滑液包炎 5.腱鞘炎 6.関節変形などが挙げられます。
その他にも、貧血・体重減少・微熱・リンパ節の腫れなどのほか、目や口が乾いたり、疲れ、だるさ、息切れを感じることもあります。
→◆半月板損傷
半月板は膝関節の間にあるC型をした軟骨で、安定性とクッションの役割をはたしています。主な症状として、膝を曲げ伸ばしした時に痛みやひっかかりを感じたりします。
ひどい場合には、腫れて水が溜まり(関節水腫)急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態が生じ、痛くて歩けなくなります。
半月板が損傷する原因として、1.スポーツなどによる外傷 2.加齢 の2つがあります。いずれも損傷することに変わりはありませんが、加齢の場合は年齢と共に半月板が変性し、質が悪くなることによって、ちょっとした外力によって損傷しやすくなります。
Q.変形してしまうと痛みはとれないの?
A.そんなことはありません。
変形は、加齢に伴った骨の変性や筋力低下だけが原因と思われがちですが、もともと実際には骨格のバランスが崩れたことによって過剰な負担が膝にかかり、筋肉がこわばってることで膝周囲の血流量が低下し、痛みを増幅してしまっていることがほとんどです。
例えば“片方だけ“の膝痛や変形がある場合、『正常な膝』と『痛む膝』とでは同じ年齢であるのにも関わらず、明確な違いがあります。これは正常な膝に対して、痛めている膝に負担のかかるバランスに全身が傾いている証拠です。
これらのバランスを整え、筋肉を最善な状態にしてあげることで、圧倒的に膝への負担が軽減します。
それよりも重要なのは、その軟骨や半月板での異常が【膝痛】の症状として発現してしまう身体状態(筋力・柔軟性)や生活習慣(栄養・運動)であることが問題です。
~当院のアプローチ~
膝痛は障害されている部位だけでなく、全身の身体異常から生まれ、全身をアプローチしないと根本的な症状改善にはなりません。注射や手術、また膝の関節や筋肉だけにアプローチをしてもなかなか改善せず、痛みが一度改善したとしても、再発してしまう理由はここにあります。
そこで、痛みが生じている筋肉や組織へのアプローチはもちろん、骨盤や背骨のバランスを整え、膝以外の部分を使えるようにしていくことで、膝にかかる過剰な負担を減らしていきます。特に膝痛を克服していく為には、膝関節の安定性を確保するためにも『筋力』が大切になってきます。
痛みに対してのアプローチは勿論、トレーニング、また『人の身体は100%食べた物でできている』ため、改善に必要な栄養素を補い、また食事によって症状を悪化させていた場合、栄養を改善していく内側からのアプローチも行っております。
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宮津市にある『よこまち鍼灸整骨院』
TEL:0772-22-0063
住所:京都府宮津市浜町3012 宮津シーサイドマートミップル5階
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