マッサージで神経痛は良くなるの?
2025年10月9日
先に結論を申し上げますと、
マッサージだけで神経痛が根本的に良くなることは少ないですが、
“神経の働きを整える施術”を組み合わせることで、
痛みを変化させることは十分に可能です。

【神経痛とは】
神経痛とは、神経が圧迫されたり炎症を起こしたりすることで、
「ビリビリ」「ズキズキ」といった痛みを感じる状態のことを指します。
代表的な神経痛の症状には以下のようなものがあります。
・坐骨神経痛(お尻から脚にかけてのしびれ)
・肋間神経痛(肋骨の間がチクチク痛む)
・頚椎症性神経痛(首〜肩〜腕にかけての痛みやしびれ)
神経は“電線”のように全身に張り巡らされ、
筋肉や関節、内臓に指令を出しています。
そのため、神経がうまく働かないと、
痛みだけでなく筋肉の硬さや動きの悪さまで引き起こすことがあります。
【神経痛の要因】
神経痛の大きな要因は「神経への負担」と考えられます。
その背景には次のような要因があります。

〇姿勢のゆがみ:長時間のデスクワークや猫背姿勢で神経が圧迫される
〇筋肉の緊張:硬くなった筋肉が神経を締めつける
〇ストレス・自律神経の乱れ:神経伝達が過敏になり、痛みを感じやすくなる
〇血流不良:神経細胞に栄養や酸素が届かず、働きが低下する
【マッサージで良くなる?】
一般的なリラクゼーションマッサージは、
一時的に血流を良くし筋肉を柔らかくします。
しかし、神経そのものの圧迫や炎症を取り除くことは難しいと考えられています。
つまり、「気持ちいいけれどすぐ戻る…」という方は、
痛みの“根っこ”である神経の調整ができていない可能性が高いと考えられます。
【改善のカギは“神経の働き”】
神経痛の軽減には「神経伝達の回復」が必要です。
神経が正しく働けば、筋肉は自然と筋緊張が緩むようになり、
滞りが解消されて血流も良くなっていきます。
そのため当院では“神経整体”という方法を用いて、
筋肉や骨格を通じて神経の伝達を正常化させる施術を行っています。

【よこまち鍼灸整骨院のアプローチ】
当院では、マッサージやストレッチのように「揉む」「押す」だけではなく、
神経の流れを整える神経整体を中心に施術しています。

〇特徴は次の3点です。
1. 神経の伝達を検査し、どこが働いていないかを特定
2. 痛みの出ている部位だけでなく、その要因となる神経まで施術
3. 必要に応じて鍼灸や栄養指導も組み合わせて再発を予防
【実際の事例】
宮津市在住の50代女性。坐骨神経痛で3ヶ月間、他院でマッサージを受けるも変化せず。
当院で神経整体を3回施術したところ、脚のしびれがほぼ消失。
「朝起きるのが怖くなくなった」と喜ばれました。
※個人の感想であり効果を保証するものではありません。
【よくある質問】
Q. 病院で「ヘルニア」と言われても良くなりますか?
A. ヘルニアがあっても、痛みの原因が“神経の過敏反応”であることが多く、
痛みが軽減することは過去の経験からの十分に考えられます。
Q. どれくらいで変化を感じますか?
A. 個人差はありますが、初回〜3回程度で変化を実感される方が多いです。
痛み→シビレという順番で悪くなっていきますので、
良くなる際にも痛みが軽減してからシビレも軽減する流れになることが多い印象です。
【まとめ】
マッサージで一時的に楽になる方も多いですが、
シビレが起こるメカニズムを考えると、「神経の働きを整えること」が欠かせません。
痛みの原因を見極め、神経から回復をサポートすることで、
“再発しにくい身体”を目指すことができます。
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